ワンピース型の衣服で、スカート丈はくるぶしまでの総丈か、それ以上の長さである。装飾性が高いドレスの場合は裾を床に長く引くこともある。夜間に着られるイブニングドレスとは対照的に、七部袖以上の長い袖を持ち、襟ぐりも浅く、肌が露出しないようになっている。
襟元が詰まって立ち襟になったものはローブ・モンタントと呼ばれ(ローブ・デコルテに対する言葉)、現在の日本では皇居での行事(新年一般参賀、講書始の儀、歌会始の儀、皇室慶事(成年式・結婚式)の昼の宴)で見られる。形が似ている襟が詰まり長袖のイブニングドレスとの違いは、招待された側が帽子有りならローブ・モンタント、帽子無しなら長袖のイブニングドレス、同伴の男性がモーニングコートなどの昼用ならローブ・モンタント、タキシードなどの夜用ならイブニングドレスと区別できる。
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